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院長のひとりごと
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第11回 「同窓会」  2006年7月10日
暑中お見舞い申し上げます。
 4月、5月、6月と「院長のひとりごと」更新をサボってしまいました。実は4月からの大幅な医療保険改定の対応に四苦八苦していました。今回の改定は、国民の歯科医療を守る観点から申しますと改正ではなく改悪です。「詳細な領収書発行の義務化」については、‘開かれた医療の推進’という意味で、私もその必要性は理解できます。しかし、「説明や指導した内容を文章にして患者様に渡す制約」については大きな怒りと憤りを抑えることが出来ません。患者様からの要望があった場合に文書にして渡す、というのならわかりますが、この制約には全く理解に苦しみます。歯科医療は、手術手袋をつけ、その診療内容のほとんどが外科的な事です。口で説明をしながら、手に麻酔注射や器具を持って細かな治療をしています。その間にカルテを記載します。それだけで手一杯なのです。その上、患者様が望みもしないのに文書を書く、という作業をせよ。と制約する。こんな事、ほとんど手術手袋を付けない内科医や耳鼻科医、眼科医にも課せられていません。理不尽この上ない、歯科医療とは本来無縁のものです。この指導文書渡しによって、痛みのある患者様をどれ程待たせるか、又、治療が遅れるか、そんな事きっと、この制度を決めた政府や厚労省は考えないのでしょうね。一昨年に発覚した日本歯科医師会の元会長とその側近が起こした自民党幹部や厚労省大物ОBへの贈収賄事件が尾を引いているのは間違いありません。余談ですが、その元会長は有罪を科せられ歯科医師免許を取り上げられました。しかし、受け取った側の自民党議員の処分は、任意の議員引退で決着がつけられたのです。にもかかわらず、それに止まらず、歯科医師全てを処分した形が今回の改定なのでしょう。歯科医師いじめの改定といっても過言ではないです。しかし、この事によって、最も迷惑するのは医療を受ける患者様である、という事を声を大にして抗議したいです。

 去る4月15日、中高等学校の同窓会がありました。なんと80名近くが集まりました。同窓会開催は15年ぶりとの事ですが、私は前回欠席でしたので、自身としては約20年ぶりです。当日が来るまでは、‘浦島太郎の玉手箱を開ける’そんな複雑な心境で気が重かったのですが、当日、受付を手伝い、会が始まってみるとだんだんと楽しくなってきました。2次会、3次会にも参加し、名残惜しい楽しい一日になりました。
 特に中学の時、親友であった鶴橋に住む白鳥君と32年ぶりの再会、そして16歳から24歳まで、兄弟のように仲の良かった京都在住の埜田君との23年ぶりの再会は格別でした。二人に会いたいが為に参加したような同窓会です。この二人との再会が、楽しみでもあり、気の重かった理由です。私との再会を喜んでなかったらどうしょう、ありきたりの挨拶しか交わせなかったら悲しいなぁ、私と同じように再会を心から喜んでくれるだろうか、なんて心配し、臆病にもなっていたのです。そんな心配なんて全く無用でした。二人とは会った瞬間、がっちりと握手し、喜びを分かち合いました。至極の幸せな再会でしたよ。今在る自分に、生きてる自分に、生かされてる自分に、感謝!です
 そして、なんと4月29日には、桜満開の信州の母校にて大学の同窓会もありました。この会も私は前回欠席でしたので、卒業以来23年ぶりでした。他に所用があった為、途中退席しましたが、これも喜びの再会でした。
 20年、30年経っても、ほとんどの同窓は、そんなには変わってなかったです。顔にシワ、髪の毛が薄くなったり、白くなったりはしてますが、ふとした仕草や癖、喋り方なんて昔のままです。嬉しくなりました。いつの日か、又、皆が元気で再会したいです。

 4月は哀しい出来事もありました。23年来の友人であった田中茂樹さんが事故で亡くなりました。勤務していた小室歯科の同僚で、私が最も信頼を置いていた技工士さんです。私が歯科医院を開業してからも、岸和田で技工所を開設した田中さんへ、自費診療であるメタルボンド(セラミックの歯)の技工を発注していました。全信頼を置いていましたので、逝去されたショックは今も続いています。私とこう歯科にとりまして、かけがえのない人でした。陰で支えて頂いた無二の人です。
 4月22日、早朝未明、岸和田だんじり祭りの準備の為、町内会の世話役であった田中さんは、ほろ酔いで、数人の町内の方達と自転車で夜道を帰宅途中、誤って側溝に落ち、打ち所悪くそのまま息を引き取られました。享年52歳です。お通夜で、奥様と話しをする機会がありましたので、晩年の様子を伺いました。その時、初めて知ったのですが、技工の仕事は、当院しか受けていなかったのです。本職は賃貸業をされていました。いわゆる大家さんですね。本職に比べれば当院の売り上げなんて営業の交通費くらいにしかならず、技工の仕事も開店休業状態であったのに、そんな事、私には一切云わず、当院の仕事だけ請けてくれていました。当院の為だけに技工所を営業してくれていたのです。感動で胸が震えました。言葉にならないくらい感謝の気持ちで一杯です。

「田中さん、今までホンマにありがとう。いつか二人で一緒に飲みに行こうね、って毎年のように言っていたのにとうとう行かずじまいになりましたね。こんな事になるなら、一度一緒に朝まで飲みたかった。世話になりっぱなしで御免なさい。私はもう少し、この世で頑張ります。いつか又、会いましょう。」

 春が過ぎ、もう夏です。FIFAワールドカップもイタリアの優勝で幕を閉じました。中田をはじめ、10年以上、サッカー界を牽引したジダン、ロベルトカルロスらが引退しました。新しい時代の幕開けです。時は立ち止まってはくれません。前を見て、歩き続けるしかないのです。時代の流れに巻かれて生きるより、自らの意思で時代の流れを見定め、敢然と歩み続けたいですね。

 もうすぐ梅雨が明け、大阪に暑い夏がやって来ます。今年は猛暑で、台風が多いとか・・・。皆様のご健勝とご多幸をお祈り致します。
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